午後1時に中央公民館を出発。バスの中でご挨拶と自己紹介をしたね。
10月に神津牧場に行って人もいて、なかなか行けない冬の牧場を見てみたいという声も。
牧場につくと、清水場長さんからのご挨拶をいただいてさっそく「吹雪ヶ原」へアニマルトラッキングに出発!
ご覧ください、これが「吹雪ヶ原」です。暖かな日差しに恵まれてよかったね。

「広い牧場を独り占め!やった!」と思ったら、オッと先客のシカさんたちのたくさんの足跡発見!真ん中の線のように見えるのがシカの足跡。(下のは人間)
足跡をたどっていくと、シカの暮らしている証拠がたくさんありました。
皮をはがれた木、センサーカメラに映っていたシカとイノシシ、すぐそばにはシカが寝たベットもたくさん発見。杉の葉の上にシカの毛が落ちていたね。(ここで私のカメラは、電池切れしてしまって写真がありません。神津牧場のブログhttp://kozu-farm.blogspot.com/の写真もご覧ください。)
自分では気がつかない木の幹や、落ち葉の上にも野生動物の専門家の福江さんに教えてもらうと沢山のシカの暮らした跡があったね。
清水場長さんに、シカが食べて穴をあけてしまった乾草のロールも見せてもらいました。おいしいものがあれば、食べたくなるのは人間もシカも同じ。でも冬に備えて人間が用意しておいた牛さんの食べ物を食べてしまうのは問題だね。
シカの足跡やベット探検の後は、お待ちかねの雪遊び!神津牧場は傾斜の多い牧場なので、車に気をつけなくてもいい安全なソリコースが簡単にできます。
2日目のクラフト講師の不破さんは、今日のところはソリ講師!子どもたちに、両手を使ってブレーキをかけながらソリの行先をコントロールする方法を伝授中!

ジャンプ台を作ってそれをめがけて滑る。でもコースが長すぎてだんだん違う方向にそれてしまう。
うまくジャンプできると大人も子供も大喜び。段ボールにビニールの袋をかけただけの即席のソリもコツをつかめばうまく滑れたね。
4時過ぎると急に寒くなってしまって、みんなおなかが減ってきたことを思い出してロッジに帰りました。
夕食は、おいしい神津牧場特製の発酵バターで、赤身の健康な牛のお肉を鉄板焼き。
たくさんの子供たちが3杯もお変わりするので、コックさんは大忙し。(「あー、これでビールがあればなー!」と心の中で思った大人もいたような、いなかったような、、、。)ちなみに、冬のバターは、牛さんたちが干し草を食べているので、カロテンがなくて色が白っぽい。でも栄養も味も同じです。2種類のバターを食べ比べました。どっちもとってもおいしかった!!!
夕食の後、まじめな「軽井沢ふるさと探検隊」はお勉強!日本にいる野生の動物はどんなものがいるのか、どの仲間なのか、何を食べているのかなど、みんなでお勉強しました。子供たちもする井戸の吹き出しを読み上げたり、福江さんの質問にしっかり答えたり。頼もしい子供達でした。(親がいいからね。)
お勉強が合わると牛乳風呂。バターを作った後の牛乳を使ったお風呂。すべすべして温まるねー。
2月5日(日)
なんと朝の5時からほとんどの人が起きて、星の観測に。4時半に到着したスタッフは満天の星空を見えたのですが、だんだん雲が出てきて天体望遠鏡をセットし終わったころは北斗七星などの明るい星しか見えませんでした。でも昨夜、木星の衛星3個を見たよね!
望遠鏡の隣のカマクラは、神津牧場の人が前日に作っておいてくれたもの。子供と大人が15人以上も入れました。中は少し暖かく、ゆらめくロウソクが素敵でした。子供の発想は大人以上。
カマクラの上によじ登って万歳!大人はヒヤヒヤ、「一度に登っていいのは一人だけだよ!」
思いもかけないことをできたのもカマクラを作っておいてくれた牧場の皆さんのおかげです!
一家族だけではできないことも、みんなで協力して楽しむと100倍も面白くなるね。この子たちの心に楽しい思い出が刻みこまれた朝でした。

毎朝早くから牛のお乳を搾る仕事。冬も同じように生きもの相手の仕事があるんだね。そのおかげでおいしい牛乳が飲めて、おいしいお肉が食べられるんだね。牧場のお仕事って大変。1人のお子さんが、「こういう仕事に就くにはどうすればいいんですか」って副場長さんに聞いていました。「軽井沢ふるさと探検隊」は、ちょっとした社会科見学だったね。いろんな人と知り合って、いろんな経験をしよう!

そんなことをしているうちにやっと夜明け!ぼくじょうの子牛たちと一緒に朝日を待ちました。お日様はどんどん上る!

「地球は動いてる!」「地球は、46億年の歴史があるんだよ。」
この子たちは何でもよく知ってるね。カンシン、カンシン!
<この後の楽しいクラフト教室の様子は、また神津牧場ブログをご覧ください。>
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